ピタッと密着?キュッと包み込む?メンズビキニ・ショーツの着用感を左右する「フロントシーム」について

フルシーム 前面 Tバック知識

2023.9.19 加筆修正しました。

こんばんは、ゆうです🎵

今日はTバックに限らず、フルバックなどのメンズビキニ全体にかかわるお話です。(ゆったり形状のメンズショーツには当てはまらないお話もあるのでご注意ください)

よく、TM Collectionの商品ページなどに、「フロントフルシーム」や「フロントノーシーム」って書いてありますよね。これって、何気なく書いてありますけど、ビキニ初心者の方にはピンとこないんじゃないでしょうか🤔ゆうも最初は意味が分かりませんでした。でもこれ、ビキニの着用感に直結するのでとっても大事なんです。

と、いうことで今日は「シーム」について。

フロントシームってなに?

シームは英語でseam。「縫い目」です。フロントシームはフロント部分の縫い目。

男性にはおちんちんがついてますから、メンズビキニでは、女性用のように単純に布やレース一枚ではうまく穿けません。横に隙間が開いてハミ出たり、サイズが小さめだとそもそも収まらないこともあります。ゆうも女性用下着を穿いてみたことありますけど、ムリでした。

ですので、メンズビキニは何らかの方法でハミ出ないように作る必要があります。その一つがシームなんです。

シームには「フルシーム」と「ハーフシーム」があって、シームがないのが「ノーシーム」です。

TM CollectionのTバックを例にしてお話ししますね。

フルシーム

フルシームのビキニは、左右2枚の布をフロントで縫い合わせて、もっこり形状を作っています。

形状によっては、おちんちん全体をキュッと包み込んでくれて、体に押しつけずにホールドすることができるので、快適な穿き心地です☺

もっこりを強調して、男性っぽさをアピールできます。レース素材などで女性っぽさを出しつつも、女性っぽくなり過ぎない、独特なセクシーさを演出できちゃいます。

さお部分を飛び出させたり、全体的にふっくらさせたり、バリエーション豊かなのがとっても楽しいです。

最大の特徴の縫い目が、人によってはデメリットになるかも。タイトに作ってある場合、おちんちんに縫い目が当たって、むず痒かったり不快感を感じるかもしれません。フロントにプリントがある場合には分割されてしまうなど、デザインにも影響しちゃいますね🤔

ノーシーム

フロントにまったく縫い目がないのがノーシームです。ノーシームの場合は、伸びる素材を生地に使っていたり、フロントに少しゆとりを持たせて縁のゴムで押さえることで、おちんちんがパンツ内に収まるようにしています。

タイトなノーシームビキニは、ピタッと体にフィットする穿きごこち。おちんちんを押さえてホールドするので、とても安定します。

もっこりを強調せずに穿くことができるのも、人によっては大きなメリットですね。もっこりはちょっと・・・という人にぴったり。

逆に、おちんちんをぎゅっと体に押さえつけるのが、窮屈に感じるかもしれません。

基本的にフロント部分に伸びる素材が必要なので、レースなどは少ないですが、プリント柄が分割されないので、色柄の種類は豊富です。シンプルなのが好き!という方にはおススメです😊

ハーフシーム

1枚の布のフロント下半分に切れ目を入れて、ふっくらさせた形状で縫い合わせてあるものです。フルシームほどもっこりさせず、ノーシームよりもスペースにゆとりを持たせることができます。両方のいいところ取りですね😆

穿き心地は、素材や作りに大きく左右されます。伸びる素材であれば、程よいホールド感とゆとりを感じますし、逆に伸びない素材なら、ギリギリ収まるくらいの穿き心地になることも。

縫い目が目立たないので、レースやプリントも分割されないなど、フロントのデザインに響かないですね。それでいて、ノーシームのビキニでは使いづらい、伸びない素材も使えます。

いいことづくめに見えますが、浅めの作りのものも結構多いので、穿きづらいことがあるかも。ゆうが持っているTバックたちで、浅いなーって思うのはたいていハーフシームです。

さいごに

ざっとまとめると、上記のようになります。もちろん例外もありますけど、だいたいはこんな感じかなーと思います。

ゆうはもっこり好き&レース素材好きなので、フルシームがお気に入りです。皆さんもいろいろ試してみて、好みのTバックを見つけてくださいね。

コメント

  1. eth より:

    ビキニ.Tバックが好きで色々とネットで情報を見ていたところこのブログを見つけました。
    シームについての詳しい説明が読めて嬉しいです!いつもなんとなくの理解だったので…。
    商品レビューも参考にしております。応援しています。

    • ゆう より:

      ethさん、ありがとうございます!お役に立てているようで何よりです😊
      応援コメント、励みになります!

  2. Sam より:

    前略ゆう様,
    初めてコメント読ませて頂きました。
    説明が的確で解り易くとても参考になり,有難う御座いました。今メンズのGストリングスの通常タイプ(腰履き)の他に肩からの吊り下げによるサスペンダータイプ形状によるフィット性が通常タイプ装着時中に身体の動きの影響で変わってしまう欠点から,より強いフィット感が簡単&安定して得られる(フィット位置もずれにくい)と考えてのサスペンダータイプへの関心なのですが,その点も含めて詳しい御教授を頂けたら幸いです。尚一般的にTバックよりGストリングスの方が股間下部位からアナル部位への後方によりフィット&肌密着の刺激性が強くなると考えており(私の願望と一致)ますが,それで間違いは無いでしょうか。
    御指導宜しく御願い致します。
    尚,合わせてゆう様の益々の御活躍を御祈り致しております。
    Tバック&Gストリングスメンズ下着愛好初心者より

    • ゆう より:

      こんにちは~
      残念ながらサスペンダータイプは使ったことがないのでわからないです😅
      GストのほうがTバックよりはお尻に刺激があるのは間違いないと思いますよ😉

  3. mnj より:

    はじめまして。
    いろいろなコレクションとても参考になります。自分も日頃から穿いているシームタイプですが、時々シームが鬼頭の鈴口にあたり擦れて不快な事があります。皆さんは如何にでしょうか?

    • ゆう より:

      mnjさんこんにちは、
      ご覧いただきありがとうございます。
      個人的にはたしかにシームはかゆくなることがありますね。
      まだ、Tバック穿きだしたばっかりの頃にそういう意見をどこかで見たので、そういう人は結構いそうです。