今年60周年という株式会社白鳩(SHIROHATO)。最近HIMICOやFLUUMなどのメンズセクシーショーツを積極的に展開していて、ユーザーとしてとてもうれしい限り。ゆうも毎回新作を楽しみにしています。そこでHIMICOとFLUUMのディレクターのYさんに、メンズショーツのユーザーとして気になる事を伺いました!(写真は全て筆者撮影)
―― 本日は貴重なインタビューの機会をいただきましてありがとうございます。
―― これまで御社でのメンズ下着ラインナップというと、TM Collectionとのコラボレーションなどが主流であったと思いますが、今回メンズ用レース下着を新たに展開された背景についてご説明いただけますでしょうか。
はい。もともとコアなメンズのショーツが人気があることを知っていたのと、フェミニンなレディースショーツを大量に購入されている男性のお客様がいらっしゃることに気づき、これは男性用のフェミニンな雰囲気のものや、HIMICOのようなショーツがあればいいのでは?と思ったのがきっかけでした。
―― なるほど。例えばワコールなどからそういったショーツが発売されていたこともまず意識されていて、さらにレディースの下着を買われている男性も結構いてニーズがある、なので御社でもHIMICOを…ということですね。
はい、実際サルートからもメンズが発売されているのも存じ上げていましたし、レディースっぽい感じのものでも喜んで買っていただけるんだな、と思いました。
―― HIMICOメンズなど発売後に手ごたえは感じていらっしゃいますか?
はい。ありがたいことに、最近は本当に反響も多くいただいています。
―― HIMICOをメンズで出していこうとなった時に、社内で議論になったりとか、反応・反論はありましたか?
とくに反論などはなかったです。ただ議論という点では、どれくらいの規模のユーザーがいるのか、どれくらいの支持があるのかが全くわからないので、話し合いました。そこは今でも手探りで進めている感じです。
―― 特に「それってどうなの?」というような反応は無かったということですね。では、男性がレディースのような下着を着用するっていうことに対して、御社としてお考えや意識などはありますか?
我々としては、お客様に喜んでいただける事が商品づくりの原動力だと思っています。
いただいたお声に全てお答えできるわけではありませんが、皆さまからいただくご意見やご要望に真摯に向き合って、その期待に沿えるように誠実に商品づくりをして行けたら、と思っています。
―― なるほど。やはり昔から下着を扱っていらっしゃることもあって、特に男性がレディース下着やメンズのフェミニンな下着を着用するということに対しては、全く偏見などはないと言うことなんですね。
はい、そうですね。
―― 御社のメンズブランドだと最初はHIMICO UOMOのリリースだったと思いますが、その後にレディースのHIMICOシリーズ内に統合されるようになった背景は、先ほどのお話のように、レディースの商品が男性にも売れているのが大きいのでしょうか?
HIMICO UOMOはスタイリッシュなメンズ商品としてリリースされました。
UOMOのようなスタイリッシュな感じではなく、レディースのHIMICOと同じ種類のメンズショーツがあれば欲しい方もいらっしゃるのでは、と思い2023年クリスマスの018 Series(レビュー)を販売してみたところ、反響が大きかったので同シリーズ内のメンズとして継続してHIMICOとして作って行くことになりました。
また、HIMICOのメンズを購入いただく方々も、下着好きな女性と同じく、次々に出てくるコレクションを楽しみにして頂けるかもしれないとの思ったのも理由の一つです。


―― それはとてもユーザーとしては頼もしいと同時に嬉しいですね。
―― Xなどを見ていると、男性のレース下着発売に反対する女性の意見が見受けられます。下着ブランドの女性ファンが「男性用を出さないで欲しい」と言う具合ですね。御社には女性からそういった苦情や意見がありますか?
苦情は無いです。
ただ、XでFLUUMの第1弾を告知した際には「何これ?」といった反応は若干ありました。とは言っても「なんでこんなものを発売するの?」ではなく、「レディースじゃなくてメンズ?」という感じです。基本的にはレディースの下着について発信しているアカウントなので、そこにかわいいメンズ下着が来てびっくりしている方が一定数いました。
―― 戸惑いこそあれ、女性の閲覧者からネガティブな意見とかは特にない感じでしょうか?
はい、それはなかったですね。逆にHIMICOに関しては男女ペアで楽しまれている方がかなり多くて、そこで楽しんでいただけている感覚もあります。
―― それは何よりですね。
―― メンズのHIMICOがすでに定番化している中で、FLUUMシリーズを別展開をするようになったきっかけは何でしょうか?
最初の話でもあったように、女性用のショーツを買われている男性は多くて、その中でも特にフェミニンな某ブランドのリボンショーツがすごく売れていたんです。と同時に「メンズショーツはバリエーションが少なくて楽しみがない」というご意見も目にして、「確かにそうだな」と。なら、リボンショーツやフェミニンなショーツのメンズ専門のブランドを作れば反響があるのでは?と思い、HIMICOとは全く違った、フェミニンさを表現したブランドを展開していきたいと思いました。

―― メンズの下着のバリエーションをもっと増やして、いろいろな人に楽しんでもらいたいっていう思いから作られたということですね。でもびっくりしました。最初、女性向けデザインの流用じゃなくて、メンズ専用で出されたっていうのが。
FLUUMは第一弾を発売したときにお客様からお礼の言葉などもいただきまして、発売してよかったなと感じています。
HIMICOはどうしても「レディースあってのメンズ版」になってしまうのですが、FLUUMはレディースが無くメンズだけなので、そうすると男性にも特別感が出たり、気分が高まるかなと。先日の60周年モデルなんかは、逆に女性から「かわいい!うらやましい!」という声があったくらいです。
―― FLUUMシリーズが出てくれて本当に嬉しいです。いつも「なんでレディースにこんな素敵なのがあるのにメンズにないんだ」と思っていましたし。
ありがとうございます!
―― HIMICOとFLUUMのブランドごとのコンセプトの違いは何でしょうか?
HIMICOのブランドコンセプトは「自分を愛し、毎日をもっと輝かせる至福のランジェリー」です。
HIMICOは、単なる下着ではなく、自己肯定感を高め、日常に特別な輝きをもたらす存在を目指しています。
お客様が自分自身を大切にし、愛する気持ちを育む瞬間に寄り添い、日々の生活に小さな幸せと満足感を届ける特別なランジェリーでありたいと考えています。デザイン面では、豪華さ、エレガントさや高級感などを意識した美しさを表現しています。
一方でFLUUMのブランドコンセプトは「男性の内なる美しさや繊細さを土台に、上品で奥ゆかしいセクシーさを表現する」です。
ブランド名のFLUUMは、「フルールオム(Fleurhomme)」(花を意味するFleurと、男性を意味するHommeの組み合わせ)を短縮した造語でして、男性の内側に眠る繊細で美しいフェミニンさを静かに肯定し、内面からにじみ出る上品なセクシーさを解放するランジェリーです。
フェミニンで愛らしい魅力を、下着という最もパーソナルな部分でひっそりと纏うことで、身体に触れるよりも先に、心がときめく感覚を呼び起こします。
内に秘めた自分の可能性を一輪の花のように開花させる特別なシリーズとして、淡い色彩とレースで心を満たす、ご自身への静かなギフトでありたいと考えています。
デザイン面では、レースやフリル、アップリケといった装飾と、可憐なラインや淡い色彩を用いることで、男性の繊細な美意識を表現しています。
―― HIMICOやFLUUMのメンズラインを購入される方は、どのような層が多いのでしょうか?年齢層や購入目的など、傾向があれば教えてください。
正直どんな層の方が購入されているかはわからないのが現状です。
ただ、レビューや年齢層を見ると、40代から60代の方が多く書いてくださっています。
皆様、レビューを細かくしっかり書いてくださっていますので、かなり参考にさせていただいております。
すごく美意識が高いというか、目が肥えていらっしゃる方が多いという印象を受けますね。
―― HIMICO、FLUUMなどの過去作品で最も人気だったのはどのシリーズでしょうか?
HIMICOで一番人気なのは10月発売の031シリーズ(レビュー)です。4日でほぼ完売状態でかなりの反響にびっくりしております。
FLUUMは9月発売の60周年記念シリーズ(レビュー)ですね。こちらも約1週間で完売となりました。


―― どちらも最新のシリーズということは、どんどん人気が出ているという事なんですね。
―― 海外ユーザーからの反響はいかがでしょうか?
弊社はShopeeにも出店しており、中国からの反響はあります。インスタのDMで「毎回新作はいつ出るのか」「このシリーズにメンズは無いのか」といったメッセージもいただきます。
ただ、最近は国内販売だけで売り切れてしまって海外まで在庫を回せないという問題があります。増産も含めて検討したいと思っています。
―― そのほかの地域はどうでしょうか?欧米とか。
それ以外の地域では出店していないので現時点ではわからないですね。
―― 他社のメンズレース下着も同様なのですが、「欲しくても気づいたときには売り切れてしまう」というファンの声をよく聞きます。今後のシリーズでは、より多くの方に届くような増産について改めてお聞かせください。
1週間程度で売り切れてしまうのはさすがに早すぎるので増産については検討していますが、正直まだ規模感がわからない部分があるので、そこは慎重に考えております。
ただ、新しいコレクションを楽しみにしていただいている方が多いと思いますので、シリーズの展開数は増やしていこうかと考えています。
―― 過去にリリースされたものの第2弾が登場していないHIMICO UOMO、エクスタマリアージュ、MINIMALISTAなどの新作をリリースする可能性はありますか?
HIMICO UOMO、エクスタマリアージュ、MINIMALISTAなどの新作は今のところ考えてはおりません。
現状HIMICOのメンズラインとFLUUMで新作を発売していこうと考えております。


―― 本日はどうもありがとうございました。
お話を伺って、メンズの展開にかなり真剣なことが伝わってきました。今後も期待大ですね。株式会社白鳩の60年の歩みは同社特設サイトで公開中です



コメント
メンズの可愛い下着はもっともっと増えて欲しいと願うばかりです
FLUUMもHIMICOも大好きです。エクスタマリアージュのレースも非常に魅力的です…
こんにちは、本当にそうですね!
SHIROHATOも頑張ってくれているんで期待して待ちたいですね。
HIMICOほぼ毎月出るので悩みます。
Tバック部分はレースでなくて普通に伸びる素材のTがやはりいいですね。
ワコールも赤字の中大変でしょうが、ワコールにしかできないギラギラな飾りのを作って欲しいです。ところでXはもうされてないのでしょうか?
HIMICOどんどん出てくるので確かにちょっと迷うところもありますね!
ワコールにはもう少し頑張ってほしいところですね。
Xはやってますよ👇
https://x.com/mensThongGst